手賀沼男ヒストリー

初マラソン、30kmの壁は来なかった — 2023年【手賀沼男ヒストリー #4】

初マラソン前16週間の練習量グラフ

フルへの助走

2023年の目標は明確でした。フルマラソン完走、そしてスイム。年始の投稿に、そう書いています。

2月5日、守谷ハーフを1:40:53。「目標まで15秒。手賀沼よりアップダウンがきつい」。着実にタイムは削れていました。2月18日には人生初の30km走。「ここから10kmは気合いで行けると思ったが、ダメージが大きい」——初挑戦の正直な感想です。

30kmの壁は来なかった

4月16日、かすみがうらマラソンで初フルマラソンに挑戦。結果は3時間45分04秒。

多くの初マラソンランナーが恐れる「30kmの壁」——それが、来なかったのです。5kmごとのラップは26〜27分でほぼ一定。初マラソンとしては異例の安定感でした。当時の投稿は拍子抜けするほど軽い。「ランはじめて3年、初マラソン完走。エイドで食べすぎたけど、おかげで楽しめた」。

初フルマラソンの会場での記念写真
2023年4月、かすみがうらマラソンで初フルマラソン完走(会場にて)

壁が来なかった理由は、はっきりしています。3年間で積み上げた練習量です。ここにも「努力は確実に成果に」が効いていました。

積み重ねが結果に

この年、私は「12ヶ月連続 月間200km」を達成します。「おじさんでも計画性と根性があれば続けられる」——3年3ヶ月続けて得た実感でした。

バイクでも新境地へ。5月には軽井沢グランフォンド100を、一度も降りずに完走。人生初の獲得標高2,300m超えでした。8月には長野で一人夏合宿。菩提寺の参道の急登を走り、最終日は富士五湖をぐるりとライド、名物のほうとうで締める。写真の背景は、手賀沼の平地から、山と高原へと変わっていきます。

高原の柵に停めたロードバイク
軽井沢グランフォンド100。愛車TREKと高原の風景(2023年5月)

そして最初の大きな故障

順調な一年に、影も差します。9月24日、足底筋膜炎。「足裏が痛すぎて、3年ぶりに2週間走るのを休む」。そしてこう続けます。「走らないと自己嫌悪に陥る。ランはある種の麻薬」。

このとき初めて、「痛みと交渉しながら続ける」というテーマに直面します(これは分析編#9で深掘りします)。年末には年間2,500km、フル完走。翌年の目標に「サブ3.5」と「手賀沼トライアスロンデビュー」を掲げて、2023年を終えました。

次回、#5「50mしか泳げない男が、2ヶ月でトライアスロンに出るまで」。


前回: #3 2021-2022年 / データソース: Garmin実測値・レース記録証・当時のSNS投稿