夏は同じ頑張りで20秒遅くなる — 6年分の「暑熱税」【手賀沼男ヒストリー #12・特別編】
同じ心拍で走ると、夏は冬より1kmあたり約19秒遅い。6年・543本のランで確かめた「暑熱税」と、夏のペースとの付き合い方。

同じ心拍で走ると、夏は冬より1kmあたり約19秒遅い。6年・543本のランで確かめた「暑熱税」と、夏のペースとの付き合い方。

諏訪湖のあとの7〜10月。長野の峠、柏の葉リレー、そして九十九里トライアスロンで去年から6分14秒縮め、年代別6位に。
月間260kmを上限に、フルは週40km以上。分析を自分への指示書に落とし、次の目標ロングディスタンスの課題を試算する。全10回の最終回。

月間270kmを超えた月の後には必ず故障が来ていた。フルの結果は直前16週の週平均距離とほぼ線形。n=1を6年間取り続けて見えた6つの法則。

同じペースで走ったときの心拍は2年で11拍下がり、そこで頭打ちに。以降の伸びはVO2 maxと強度配分から来ていた。6年分のデータが示す成長の構造。

獲得標高874mのバイク67.6kmを終えた後のラン20.2kmを、3年前の初フルより速い5:11/kmで。時系列編の最終回。

48歳でVO2 max 55、ハーフ1時間33分の自己ベスト。一方で夏には股関節痛と落車。数値と故障がはっきり連動した1年の記録。

47歳、最後の壁はスイム。パーソナルレッスンで泳法を教わった翌日、いきなり3,000mを泳いだ。ウェットスーツが怖くてジムの受付に頼み込んだ話も。

走り始めて3年、46歳での初フルマラソンは3時間45分04秒。1kmごとのラップを解析すると、壁が来るはずの30km以降もペースは落ちず、ラスト3kmは加速していた。

コロナで大会が消えた2年間。目標を失っても月200kmの習慣だけが残り、ロードバイク初日に86km。そして45歳で人生初の個人レースへ。