手賀沼男ヒストリー

49歳、ミドルディスタンス完走 — 2026年【手賀沼男ヒストリー #7】

諏訪湖8ピークス ミドルのランを走る様子

失敗から始まったシーズン

2026年は、2月の守谷ハーフ1時間36分08秒で「天気も良く走りやすい」と好スタート。2月には10kmの自己ベスト44分24秒も記録しています。

オフの日には、真壁のひな祭りへロードバイクで足を延ばしました。「数十の民家が軒先にひな人形、しかも重要文化財級の家屋」——競技一色でなく、こうした寄り道を楽しめるのが、この6年で得たもう一つの豊かさです。

真壁のひなまつりのポスター
オフの日に立ち寄った真壁のひなまつり(茨城、2026年2月)

しかし4月19日の長野マラソンは3時間55分19秒。「距離走をサボったせいか後半撃沈、脚を攣りながらなんとか歩かずゴール」。直前16週の週平均ラン距離は35kmと、過去のフルより明確に少ない準備でした。準備量とフルの結果の相関を、身をもって裏側から証明したレースです(この法則は#9で)。

6月14日の手賀沼ODでは総合37位・柏男子3位。「気候が良く皆タイムが良い中で、柏男子3位」。地元の沼で、少しだけ結果を出せました。

6月28日、諏訪湖8ピークス

そして6月28日、49歳でミドルディスタンス(諏訪湖8ピークス)を完走しました。

前日の投稿には「台風の影響もなく受付Done。結構寒いかも」。当日、ゴール後の投稿はたった一言、「ミドル完走!!」でした。

諏訪湖8ピークスのバイクパート
諏訪湖8ピークスのバイク。獲得標高874mのコースを平均28.9km/hで

内訳はこうです。スイム1.9km:42分。バイク67.6km:2時間20分——「8ピークス」の名の通り獲得標高874mのコースを平均28.9km/hで。そして最後のラン20.2km:1時間45分、平均5:11/km(平均心拍164)。

このランのペース、じつは2023年の初フル(単体のマラソン)の平均5:18/kmより速いのです。スイムとバイクで3時間動いた後のハーフで、3年前の「何もしていない状態のマラソン」を上回る。6年間の到達点を、これほど端的に示す数字はありません。

諏訪湖ミドルのレース分析グラフ
諏訪湖8ピークスの全記録

2020年のGWに3km走れなかった43歳の自分に見せたら、絶対に信じない景色です。でも、特別なことは何もしていません。仕事は普通にフルタイム。使ったのは平日の朝と週末の数時間だけでした。

時系列編はここまで。次回からの分析編では、この6年分のデータ2,632件を解析して見えた「成長の構造」と「故障の法則」を書きます。まず#8「成長のエンジンは2回、切り替わっていた」。


前回: #6 2025年 / データソース: Garmin実測値・レース記録証